偽痛風について
尿酸ではなくピロリン酸カルシウムの関節への沈着と白血球の浸潤によって関節炎が起こるものです。
完全にコンセンサスが得られている原因がないのですが、やはり食べすぎの人に多く、もともと関節炎があった人や食品中のCaが少ない人に
多い傾向があります。血清Ca濃度では予見できない状態です。
例えば、以前痛風があって今回は偽痛風という人は多い傾向にあります。
関節内に古傷があって、それがリン酸塩の沈着を促進するかリン酸塩の沈着を阻止している機構が破綻しているか議論の分かれるところです。
重傷者でステロイドを使うといいことから、白血球の異物認知が亢進している可能性もあります。
2024年5月31日 | カテゴリー:生活習慣病 |