山口大学卒業後、入局は旧第三内科です。大学病院、小郡第一病院、興産中央病院では甲状腺疾患、白血病、悪性リンパ腫、脳下垂体疾患、副腎疾患、糖尿病/代謝疾患、骨髄腫、造血幹細胞移植、固形癌を含めた全般的な抗がん剤投与を中心に診療し、大和病院、斉木病院, 尾中病院では虚血心、腎疾患、感染症、心不全、脳梗塞などを診てきました。National Jewish reserach and health center では抗がん剤の免疫学的な側面や骨髄移植、免疫疾患を学んでいました。またColorado universityでは抗がん剤の耐性機序研究や癌細胞内で活性化しているEGFシグナルの研究に従事し、新規の浮遊細胞への遺伝子導入装置の開発や定性的な因子を数量化した多変量解析の計算法の開発も行っていました。これにより血管性の脳梗塞と心筋梗塞の発症をかなり高い確率で推定できるようになりました。希少疾患ですが、酸化ストレスによる遺伝子変異のメカニズムとその検出法で、特願2018-009190で申請しています。
現在は、AIを用いた抗がん剤の分子設計と、既存薬剤の副作用、副次有効作用の検索を行っています。また、蛋白構造解析やDOCKINGのための新しい基礎数式の創作をおこなっています。臨床と研究は同一直線上にあるはずの信念をもって活動しています。
このHPの診療内容は、病気を抱えてる方々、医学生、研修医、指導医、専門医、研究医、それぞれの方に対して発信しています。当院での治療診断において、実際の施行内容や基盤となる知識、考え方を見える化できるように書いています。