特発性炎症性筋疾患について
疾患概念に変遷が多い領域で
これまでは DM皮膚筋炎、PM多発筋炎、IBM封入体筋炎 の3つに分類されてきたが再分類されて
DM皮膚筋炎、ARS抗アミノアシルtRNA合成酵素抗体症候群/ASyS抗合成酵素抗体症候群、MNM免疫介在性壊死性ミオパチ-、IBM封入体筋炎、オーバ-ラップ筋炎、となった。
DMに特異的な皮膚病変には ヘリオトロ-プ疹とゴットロン丘疹があり分類基準にも含められている。Mi2抗体がよく知られているがDM全体の10%程度にしかすぎない。2000年以降はMDA5抗体、TIF1抗体、NXP2抗体、SAE抗体がDMの大多数で陽性であることが明らかになった。
2024年4月11日 | カテゴリー:その他 |