白血球増多症について
まずは日本人の場合、ざっくり概算でいえば5500/μLが中央であり平均値です。一標準偏差(SD)は+-1000ありますので(1970年代のデ-タ)約2/3の方が4500-6500/μLということになります。一時検診で病気の可能性が高いので二次検診を受けることを薦められるときは2.5SDくらいのことが多く、総数で3500未満と10000以上を異常の可能性ありとしている施設が多いようです。白血球増多を指摘された方の二次検査は感染によるものか、白血病もしくはその類縁疾患によるものか、膠原病によるものか、多臓器に腫瘍性の変化によるものかを血液検査で区別しています。多くの方が一時的な無自覚の細菌感染です。
2024年4月1日 | カテゴリー:新着情報, がん検診, 動脈硬化症, 白血球異常 白血病・骨髄異形成症候群, 貧血・多血症 |