紹介状ひな形
①お世話になります。緊急での専門的なご高診をいただきたく存じます。患者様は〇歳女性、遷延する無菌性髄膜炎で治療中の方です。3年前に〇〇市民病院神経内科で無菌性の髄膜炎で治療を開始された方です。頭痛吐き気で髄液検査され髄膜炎の診断は得たものの同病院リウマチ内科から特異抗体がすべて陰性であることより自己免疫機序とは言い切れないとのことでプレドニン治療されていました。自己免疫機序の関与の考察のために当院受診となりました。CBC上好中球数、リンパ球数、単球数、血小板数の
パターンによりベーチェト病なような好中球が駆動されるような自己免疫機序を考えました。それによりイムランとビタミンCの投与を始めたところ、症状の完全鎮静とCBCパターンの正常化を得ました。しかし、イムランに対する遺伝的不耐症あり貧血の治療のために〇〇日赤病院血液内科に2年前に紹介し入院治療を行いました。住居が○○であることから、貧血治療終了後はそのまま膠原病内科、神経内科に無菌性髄膜炎の治療をお願いすることとなり当院での診療はこの2年間ありません。2年たって、患者様のお話によると免疫抑制剤の減量とVCの中止、プレドニンの漸減により再度、頭痛が出てきたためもう一度、当院でCBC状態を調べるために○○から来院されました。 来院してすぐに激しい頭痛と痙攣があり、CBCチェックしてみると再度3年前の状態にもどっていました。それゆえプレドニン40MGを緊急回避的に静注し、60%くらいの症状の鎮静ができたところです。わたくしはベーチェトと同じ病態と考え、好中球、単球にも作用があるような免疫抑制剤と多少のJAK阻害を期待できるVC投与は必要と考えています。
今回はけいれん発作後であり入院を含めた確実な治療を患者様、ご家族が希望されており貴院でのご高診がいただけたら幸いです。
このたびは緊急にご対応していただき誠にありありがとうございました。当院からの投薬により血液内科的な副作用も出現させてしまったこともあり、○○さんについて当院での診療経過を説明させていただきます。少しでも今後のご診療のあ役に立てれば幸いでございます。2022年6月に○○市民病院にて管理されていた無菌性髄膜炎後に続く頭痛と全身倦怠感の管理に疑問を感じられて、血液内科、膠原病内科、代謝内分泌内科、として主に活動する当院に来られました。各種自己抗体検査や頭部MRI、そして末梢血白血球分画検査により、皮疹の無いベーチェット様状態と判断しました。とくに、単球数、リンパ球数、血小板数の実数値による組み合わせが決め手となりました。まずはシナール4T/日の反応性で評価を確認しています。アスコルビン酸は血液内科ではITP、自己免疫性血小板減少症、リウマチ科では関節リウマチの治療で一定の自己免疫学的な作用を認められており、さらに免疫学的に治療ターゲットにされているJAKに対してAUTODOCK計算による結合性が確率高く検証されます。(当院でもAUTODOCK VINAにて確認しています)アスコルビン酸のほかの自己免疫疾患の反応性と同じようなCBC上の改善効果と症状の軽快を確認し治療的診断的な考え方も取り入れてベーチェット/スウィート類縁病態と考えて、少量プレドニン+イムラン投与としました。いまから、考えれば、この段階で末梢血リンパ球のフローサイトメトリーとHLAをやっておくべきだったと反省しています。経過がいい状態であったのであとは、薬剤減量の計画を思案中にパンサイトぺニアが出現し、かつてから有名な日赤血液内科に治療途中ですがお願い申し上げたという経緯です。勝手ながら前回より少し細かく正確にご報告させていただきました。今後ご指導ご高配が受ける機会があればありがたく思います。よろしくお願い申し上げます。
>>整形外科用>>お世話になります。患者様○○さんは2000年20月より糖尿病、高血圧、動脈硬化症、慢性腎臓病の管理のために当院で診療しています。糖尿病歴は推定20年でメトフォルミン、GLINIDEでコントロールしA1c6.5~8.5%です。CRE:1.23mg/dl、TC:250,
2024年10月21日 | カテゴリー:その他 |