熱中症の基本病態について
程度の問題がありますが、本体は細胞内の発熱制御ができなくなってしまうものです。人間の体温は自律神経調節、ホルモン調節によって細胞内の中和反応による熱産生をコントロ-ルしていますが、その細胞内でのシステムが熱によって破綻し、制御なしに無秩序に熱産生を起こし続け細胞死に至る病態です。ゆえに体の芯に当たる臓器を冷やす必要があるのです。 いわゆる感染症による発熱は感染部位からの炎症性のサイトカインが筋肉や肝臓に作用して発熱させていますが、熱中症の発熱の原因は違いますので誤解しないようにしましょう
2024年7月8日 | カテゴリー:新着情報, 熱中症、脱水、毒物摂取など, その他 |