頭痛について
まず1次性頭痛と2次性頭痛に分類されます
1次性頭痛には>①片頭痛 ②緊張型 ③三叉・自律神経性 ④その他一次性(咳嗽性、性行為性、運動時性、寒冷刺激、圧力性など)
2次性には>①頭頚部傷害性 ②頭頚部血管障害性 ③非血管性頭蓋内疾患性 ④物質または物質離脱性 ⑤感染性 ⑥ホメオスタシス障害性 ⑦頭頚部構成組織障害性 ⑧精神性
です。
片頭痛:頭痛発作を繰り返し4-72時間持続する 片側性、拍動性がある 日常的動作で増悪することが特徴 悪心、光過敏、音過敏をともなう
頭痛日記をつけてもらうといい 片頭痛の分子的機序が血管攣縮を反応性に抑制しようとする分子がかえって疼痛をおこすというのであれば、多彩な前兆症状を理解しやすい
前兆のない片頭痛
前兆のある片頭痛:予兆は疲労感、集中困難、こり、光音過敏、悪心、霧視などいろいろ
慢性片頭痛:緊張型頭痛の除外が大切
片頭痛合併症
片頭痛疑い
片頭痛関連周期性症候群
緊張型頭痛tension type headache 頭蓋圧痛所見が大事 一般に両側性 日常的な動作では増悪しない 悪心や嘔吐はない
稀発反復性緊張型片頭痛
頻発反復性緊張型片頭痛
慢性緊張型頭痛:3-4日続く 光過敏、音過敏、悪心がときにある
緊張型頭痛疑い
三叉神経・自律神経性頭痛: 通常一側性 以前からある頭痛が増悪する
群発頭痛:数週間〜数か月にわたり1回/2日〜8回/日程度の頻度で頭痛発作が引き起こされます。頭痛は夜間や睡眠中に起こることが多く、発作は15〜180分ほどで軽快しますが、突然目をえぐられるような激しい痛みと前頭部から側頭部にかけての締め付けられるような強烈な痛みに襲われるとされています。発作時には目の充血や涙、鼻づまり、瞼のむくみ、顔面の発汗などさまざまな症状を伴うこともあります
発作性片側頭痛:一側性に重度の疼痛発作が眼窩部、眼窩上部、側頭部の一つ以上に出現 20-30分持続 頭痛と同側の結膜充血、流涙、鼻閉、鼻漏、眼瞼浮腫など インドメタシン著効
短時間持続性片側神経痛様頭痛:20回以上多発する重度の-600秒までの短い頭痛 頭痛と同側に結膜充血、流涙、鼻閉、鼻漏、眼瞼浮腫、眼瞼下垂、発汗、縮瞳などがある
持続性片側頭痛
三叉神経自律神経性頭痛疑
その他一次性頭痛疾患
一次性咳嗽性頭痛
一次性運動時頭痛
性行為に伴う一次性頭痛
一次性雷鳴頭痛
頭蓋外圧力頭痛
一次性穿刺性頭痛
貨幣状頭痛
睡眠時頭痛
新規発症持続性連日性頭痛
以下準備中
2024年6月1日 | カテゴリー:頭痛/めまいなど頭部症状, その他 |