介護判定されるときのひとつの指標
被保険者すなわち介護を受ける本人が 一人で日常生活していくとき いわゆる人間的にみじめな思いをご本人が感じずに生活していきたいとき 何ができて何ができないか どれだけ介護をする人の手間がかかるかを 判定するのは 行政が委託する第三者的な判定員会です。そこで発生するだろうと予想される負担の程度を担保するために 等級分けして保険で効く範疇をきめるのです。
何かのための見守り程度なのか 週に何回かお風呂に入るために人手がどれくらい必要か トイレに行けるか行けてもどれくらい時間がかかるのか トイレの後清潔を保てるのか 食事はとれるのか そもそも食事の用意を自分でできるのか ものわすれがひどくてガスのつけっぱなしで火事になりそうなのか 電気ストーブを扱えるのか 実際のところが思い描けるような調査報告がないと判定できません。決まった判定結果をもとにケアマネジャーが使える保険の範囲内でみじめな思いをしなくていいようにケアプランをたてて介護を受ける人に提出します。うまくいかないときには判定のやり直しを求めていきます。