リンパ球/免疫の実働細胞としての理解
白血球にはいろいろな種類があります。動脈硬化を作ったり末梢で異物を認識して異物の存在を他の細胞に示す単球、アレルギ-でヒスタミンを放出する好酸球、肥満細胞、細菌が侵入したり組織が崩壊すると増加する好中球、そして異物の特徴をひとつひとつの細胞が認識できて攻撃するリンパ球です。
リンパ球は骨髄で生まれたあと胸腺に行きます。生まれたばかりのリンパ球の中には自分自身を攻撃できる群がいるので、このような自己反応性のあるリンパ球は胸腺で間引きされます。自己抗原と反応性のないリンパ球だけが血流中を中心に存在しています。血中では1800-2200/μlが正常値と考えていいと思います。感染、膠原病などによりすぐに血管外に遊走を始めるので炎症があるとリンパ球数が減るように見えるときはリンパ球は血管外に遊出していることになりまsy。
2024年4月9日 | カテゴリー:新着情報, 関節リウマチ リウマチ外来, 膠原病, 白血球異常 白血病・骨髄異形成症候群, 免疫疾患, リンパ節異常・リンパ球異常 |