既存抗アレルギ-剤のLYN阻害効果の計算結果
アレルゲンが体内に侵入するとIGE抗体と結合して好酸球や肥満細胞を刺激します。刺激を細胞がその細胞内でLYNを活性化させヒスタミンを放出しアレルギ-症状が顕在化します。すべての抗アレルギ-剤がLYNの阻害効果を狙って創薬されてませんが、あとから調べればLYN阻害効果を持っているものがあるとわかります。AUTODOCK VINAをもちいて当院で調べてみました。
リザベンtranilast/タリオンbepotastine/レミカットemedastine/アレロックolopatadine/クラリチンloratadine/デザレックスdesloratadine/ビラノアbilastine/レスタミンコーワ/
タベジ-ルclemastine/クロルフェニラミンchlorpheniramine/ピレチアpromethazine/アリメジンalimemazine/アタラックスhydroxyzine/ペリアクチンcrypthepatadine/
ドナメンozagrel/ブロニカseratrodast/オノンpranlukast/キプレスmontelukast/アイピ-ディsuplatast/ がLYN阻害効果がありました。
その他の抗アレルギ-剤には計算上阻害効果はありませんでした。
2024年4月1日 | カテゴリー:新着情報, アレルギー, アレルギー性皮膚炎, AUTODOCK VINA , 花粉症, 蕁麻疹, 鼻炎, 免疫疾患 |