薄毛(動脈硬化)エンドセリン<Endothelin>について
エンドセリンについて、DHTがふえてしまう機序にエンドセリンの分泌増加があります。エンドセリンとは、血管内皮細胞から産生される強力な血管収縮ペプチドです。主に血管内皮細胞で産生され血液中に分泌されます。トロンビン、アンジオテンシンII、バゾプレッシン、エリスロポエチン、インスリン、サイトカイン、(IL-1、IL-6、TGF-Bなど)低酸素の刺激によってET-1の産生が増加します。Na利尿ペプチド(ANP,BNP,CNP)内皮由来血管弛緩因子(EDRF,すなわちNO)硝酸製剤(ニトログリセリンなど)プロスタグランジン(PGE2,PGI2)などによってET-1の産生が抑えられる。いわゆる生活習慣病で動脈硬化が進んでいると薄毛になりやすい。背景にある自然炎症状態を解除しなければなりません。