膠原病 (自己抗体の測定について)
感染症とは考えられない発熱、こわばり、倦怠感くらいしか症状がはっきりしない場合、まずは抗核抗体、RA,抗CCP抗体を測定します。そののち、リウマチではなく抗核抗体が陽性であったり、抗核抗体陰性でもSLEやシェ―グレン症候群を疑う場合に抗DNA抗体、抗RNP抗体、抗Sm抗体、抗SSA/SSB抗体を測定していく。また、経過中に炎症性筋疾患を疑う時は抗Jo-1抗体、抗ARS抗体を測定します。ときに抗MDA5抗体も測定します。これは急性進行性間質性肺炎と関係するため。
2024年3月25日 | カテゴリー:新着情報, 関節リウマチ リウマチ外来, 膠原病 |