HbA1cに対しての考えかた。(食事指導)
約10年前に、血糖値を下げるインスリンが出ない血糖値を上げるグルカゴン等が出ない、ネズミを実験的に作り、そのネズミに食餌させると血糖値が食後どうなるかという実験がなされました。結果、血糖の上昇は認められませんでした。これを解釈すると、血糖コントロ-ルが悪い患者さまは(食事と食事の間を4時間以上あける、一回の食事時間が30分未満にすることが守れない時)グルカゴンなどの血糖上昇ホルモンが多く出ている事がわかります。実際には、総カロリーに関係なく運動量に関係なく、食事が冗長化したり(1日2~3回の食事の1回が30分以上かかる)頻回化する(たとえ少量でも。例えば、10時15時20時にカロリ-あるものを食べる)と、悪いことがわかりました。結論としてダラダラ食べない、極少量でも食間で食べないことが大事です。ご理解いただくまで、看護師、医師ともに何度も何度も説明しております。
2024年3月15日 | カテゴリー:新着情報, 肝疾患すい臓疾患, 生活習慣病, 糖尿病, 内分泌疾患・ホルモン異常 |