甲状腺機能低下症について
原因疾患
慢性甲状腺炎/橋本氏病
下垂体炎<最近多く見られます、コロナ後遺症や膠原病性がほとんどです
下垂体線種/頭蓋咽頭腫:頭蓋内の良性腫瘍です
以上の3種が圧倒的に頻度が高く
以外は下記のとうりです
- 甲状腺に問題がある場合(原発性甲状腺機能低下症):
- 先天性の病気
- 地方性甲状腺腫(ヨード欠乏地域に起こる)
- 薬剤性(抗甲状腺薬の大量投与、ヨード、リチウム、アミオダロンなどの副作用)
- 甲状腺刺激ホルモンの不足(二次性甲状腺機能低下症):
- 分娩後下垂体機能低下症(シーハン症候群)
- 下垂体の手術・照射後
- 甲状腺ホルモンへの反応が悪い状態(甲状腺ホルモン不応症)
症状は
- 皮膚の乾燥
- 首の前側の腫れ
- 元気がない
- 疲れやすい
- まぶたが腫れぼったい(むくみ)
- 寒がり
- 体重増加
- 動作が遅い
- いつも眠たい
- もの覚えが悪い
- 便秘
- かすれ声
などです。