関節リウマチの日常診療における検査項目について
DAS-ESRという日常診療における標準化された指標がある。それによるとCRPと血沈を用いているが、血液内科的に言えば血小板数の推移で充分である。なぜなら、標準的に血小板数は肝臓からのトロンポイエチン、小腸からの各種サイトカイン、IL6で制御されている。15万から25万が特別な背景のな人の標準で多くは時々のIL6値できままります。炎症に関しては高感度CRPと相関性が高く、時間単位では変化しないので鋭敏でかつ平均的な病態を反映しやすい指標となります。アレルギ-、メタボ、インスリン抵抗性、小腸機能などの背景を日頃から見ておけばいい炎症の指標となります。またALPは骨への影響を反映しやすいので、骨破壊の推移も見れます。
2024年4月19日 | カテゴリー:関節リウマチ リウマチ外来, 膠原病 |