血液内科医が診る自己免疫疾患について
血液学専門と膠原病専門、リウマチ専門とは基本的に違う守備範疇のグループです。しかし、県や地域によって事情が異なります。山口県の場合には、当院のような骨髄移植専門の医者が免疫病も担当します。べつのグループでは伝統的に肺腎の免疫病から始まって現在膠原病を中心に診るグループ、そして整形外科の関節の治療から始まってリウマチを診るグル-プが混在しているのが山口県です。
血液内科医のほかの科のグル-プと違う特徴はステロイドをなるべく使わないことにあります。また、感染症に強く、当然血液異常、肝臓異常、間質性肺炎につよいところです。整形外科医はやはり手術にすべき症例の見極めに強いと感じます。当然もともと腎臓のグループであったところは腎臓につよいとおもいます。
当院では自分のところでみるのが不適当と考えた場合、今までには広島大学の専門医、岡山大学の専門医、産業医科大学の専門医、山口済生会病院の専門医、日赤の専門医に紹介しています。
2024年4月18日 | カテゴリー:関節リウマチ リウマチ外来, 膠原病 |