アザルフィジンについて
アザルフィジンは、関節リウマチの治療に使用される抗リウマチ薬です。以下にアザルフィジンの薬理効果について詳しく説明します。
アザルフィジン(サラゾスルファピリジン)は、異常な免疫反応を調整し、免疫グロブリンやサイトカインなどの物質の産生を抑えることで関節リウマチの進行を抑えたり症状を緩和する抗リウマチ作用を示します
その効果はメトトレキサートや生物学的製剤ほど強くはないとされていますが、人によっては高い治療効果を得られるケースもあります2.
- アザルフィジンは一般的に効果が現れるまで2〜4週間かかります2。
- 4週間後には改善が認められることもあります2。
- 一般的には1回500mg錠を1錠もしくは250mg錠を2錠、1日2回朝と夕食後に使用します。
- アレルギー反応が見られやすい初期の段階では半量からスタートすることもあります2.
- アザルフィジンは比較的安全に使用できる薬剤であり、妊娠中の患者や腎障害の合併症のある人、感染症のリスクが高い人などにも使用できます
- 頻度が高い副作用には発疹、吐き気・嘔吐、肝障害、腹痛、発熱などがあります2.
- アザルフィジンの薬価は250mg錠が1錠あたり36.1円、500mg錠が1錠あたり60.8円です。
- ジェネリック医薬品はそれぞれ15.6円、24.8円であり、経済的と言えます2.
2024年5月4日 | カテゴリー:各種治療学, 関節リウマチ リウマチ外来 |