筋炎について
分類を臨床症状や病理所見、自己抗体の種類に基づいて行うと
- 多発性筋炎 (Polymyositis, PM): 主に筋肉の炎症を特徴とし、筋力低下が見られます。
- 皮膚筋炎 (Dermatomyositis, DM): 皮膚症状(例:ヘリオトロープ疹やGottron徴候)を伴う筋炎です。
- 封入体筋炎 (Inclusion Body Myositis, IBM): 中高年に多く見られ、筋力低下が進行性で、特に手や大腿の筋肉に影響を与えます。
- 免疫介在性壊死性ミオパチー (Immune-Mediated Necrotizing Myopathy, IMNM): 筋肉の壊死が主な特徴で、急速に進行することがあります。
- 抗合成酵素症候群 (Anti-Synthetase Syndrome): 特定の自己抗体(例:抗Jo-1抗体)を持つ患者に見られ、筋炎、関節炎、間質性肺炎などが特徴です。
となります
2024年8月8日 | カテゴリー:関節リウマチ リウマチ外来 |