たこつぼ型心筋症
たこつぼ型心筋症は、精神的または身体的なストレスによって心臓の筋肉が収縮しにくくなり、正常に血液を送り出すことができなくなる病気です。心臓の動きが悪くなった形が、たこ漁で使われるたこつぼに似ていることからこの名前がつきました。日本国外では、transient apical ballooning や stress cardiomyopathy ,broken heart syndrome と呼ばれることも多い[3]。
たこつぼ型心筋症は、突然何の前触れもなく胸痛や息切れなどの症状が現れます。心臓の血管(冠動脈)が急に閉塞する急性心筋梗塞に似た症状であるため、しばしば鑑別が必要になります。
2024年8月19日 | カテゴリー:循環器 |