アデノウィルス
アデノウイルスに感染すると、高熱が続き、喉の腫れや痛み(咽頭炎)が見られたり、目ヤニや目の充血(結膜炎)が見られます。よく見られる症状は咽頭炎です。結膜炎も加われば、咽頭結膜熱(プール熱)と言います。プールで感染することが多いですが、プールに入らなくても感染します。
夏に流行しますが、冬にも見られます。
喉の痛みと頑固な発熱が特徴です。別名“夏のインフルエンザ”とも言われ、ときどき大流行することもあります。
アデノウイルスには、胃腸炎や肺炎、膀胱炎を起こすなど、50種類くらいのタイプがあります。
発 熱:38~40度くらいの熱が4~5日続きます。1週間以上続く事もあります。
咽頭炎:咽頭~扁桃の腫れがひどく、真っ赤になります。溶連菌とよく似ています。のどの痛みも強く、食欲が落ちます。
眼症状:結膜炎による眼の炎症が見られます。眼が痛くなったり、かゆくなったり、目ヤニがみられるようになります。通常、片眼から始まり両眼に広がります。
2024年6月5日 | カテゴリー:発熱外来 |