感染症例
I1:A型インフルエンザです。抗原検査で陽性が出ました。咽頭炎あり、
感染による発熱もあります。鼻水か出るのは、アレルゲンがなくてもヒスタミンやロイコトリエンなどが反応性に出るからです。カタル症状と言われています。
抗ウイルス剤と、症状を緩和する薬を処方します・
I1a>咽頭粘膜がかなり荒れているのでトランサミンを処方します
I1b>嗄声は声帯の炎症性浮腫によっておきますが、消退するまで時間がかかるので心配しないでください。最終的には治癒します。
I1c:>
I2: 細菌性の咽頭喉頭炎です・痰に色がついていること、白血球の分画パターンが細菌感染を示すことからそう判断しました。抗生物質を処方します
I2a>気管支炎も併発しています。呼吸音のなかに水泡性ラ音がありました。
I2b>肺野の呼吸音にラ音があり肺炎を示しました。
2025年1月8日 | カテゴリー:診療記録例 |