大腸がん組織分類
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大腸がんは、深達度によっても早期がんと進行癌に分けられます。早期がんは粘膜癌(m癌)、粘膜下層浸潤癌(sm癌)を指し、進行癌は筋層浸潤癌(mp癌)、漿膜下層浸潤癌(ss癌)、漿膜浸潤癌(se癌)、他臓器浸潤癌(si癌)を指します。
また、大腸がんは見た目の形(肉眼形態)によっても分類されます。
- 表在型(0型):粘膜または粘膜下層までにとどまる癌で、隆起型と表面型に分けられます。
- 腫瘤型(1型):腫瘍全体が塊状となり、腸の内側に出っ張っているもの。
- 潰瘍限局型(2型):腫瘍の中央が陥凹し、周りの盛り上がり(周堤)の境界がはっきりしているもの。
2024年11月6日 | カテゴリー:各種病因学, 癌の病態生理と治療学 |