正規分布の基礎
(integral.dx,x:0~∞/exp(-x2))2
=π/4
したがって
exp(-x2)の面積は√π/2
二項分布と正規分布には密接な関係があります。特に、二項分布の試行回数が非常に多い場合、二項分布は正規分布に近似することができます。これを中心極限定理と呼びます。
二項分布
二項分布は、成功確率 ( p ) の試行を ( n ) 回行ったときの成功回数 ( k ) を表します。確率質量関数は次のように表されます:
正規分布
正規分布は、平均 ( \mu ) と分散 ( \sigma^2 ) を持つ連続確率分布です。確率密度関数は次のように表されます:
関係性
二項分布 ( B(n, p) ) の場合、試行回数 ( n ) が大きくなると、二項分布は平均 ( \mu = np ) と分散 ( \sigma^2 = np(1-p) ) の正規分布 ( N(\mu, \sigma^2) ) に近似できます。具体的には、次のように近似されます:
この近似は、特に ( n ) が大きく、( p ) が 0.5 に近い場合に有効です。
- 行動に対して結果が2つしかない試行のことをベルヌーイ試行と呼ぶ
- 二項分布はベルヌーイ試行の確率分布
- 試行回数nを大きくすればに二項分布の期待値と分散は正規分布に近似できる
2024年9月5日 | カテゴリー:基礎知識/物理学、統計学、有機化学、数学、英語 |