肉芽腫性炎症について
活性化した組織球を主体とする炎症細胞の集簇からなる結節状あるいは腫瘤状の病変を特徴とする
慢性炎症の特殊形で、活性化組織球は多くの場合上皮細胞に類似した形態なので類上皮細胞と呼ばれる
遅延型過敏症の一型として一連の細胞性免疫の反応により引き起こされ、病変の形成にはT]細胞や組織球により産生される
サイトカインが重要な役割を担う
細胞内病原体や異物など貪食困難な持続的刺激によってTh1優位となる
つまり抗原による刺激で抗原提示細胞がIL12を産生しINFγやTNFαなどを分泌しそれらが単球系組織球の
遊走、集簇、類上皮化の形で活性化し肉芽形成する。ときにはINFγによって融合し多核化する